こんにちは。
先日『日経エコロジー 5 月号』を読んでいたときに
見つけた記事が面白かったので紹介します。
日本では毎年約 1800 万 t の食品が廃棄されています。
その中で。まだ食べられるのに捨てられる【食品ロス】が
500 万〜800 万 t 含まれるそうです。
さらにこのうち 300 万〜 400 万 t が
食品メーカーや小売業者などによるものだそうです。
この食品ロスにつながる過剰在庫や返品処理などのコストが
企業の負担になっています。
食品ロスに関する返品に関するルール(製造から賞味期限までの
期間の1/3 を過ぎると納品できなくなり,
2/3 を過ぎると売り場から外されて返品される)というのは
業界で定まっているものではありません。
商品の鮮度を気にする消費者の嗜好にこたえる形で
企業が個別にとりくんできたものです。
返品取引の実態を明らかにするために
食品メーカーや食品卸,小売店など16 社から
『食品ロス削減のための商週間検討ワーキングチーム』が発足されました。
調査対象は菓子・飲料・酒類等のドライ食品です。
結論として【店舗への納品期限はおおむね賞味期限の 1/3 とする割合が高い】
と発表されました。
今後は,店舗への納品期限を「2/3残し」から「1/2残し」へ緩和し,
食品ロス,ひいては CO2 の削減効果も調べていくそうです。
さらにキリンなどの飲料メーカーは
賞味期限表示を「年月日」から「年月」に切り替えました。
この表示にすることで,賞味期限を一日でも過ぎたから返品するということが
なくなり返品・廃棄ロスの防止につながります。
まずは賞味期限の期間が長いミネラルウォーターに適用し,
その後段階的に他の商品にも広げる予定だそうです。
2013年6月5日水曜日
2013年6月4日火曜日
CO2【新たな危険領域に入った】問題について
こんにちは。
梅雨入りして空気がムシムシしていますね。
もうすぐ田植えの時期です。
この雨にカエルが喜んでケロケロ鳴いていました。
さて、タイトルの二酸化炭素濃度のお話です。
地球温暖化の主な原因のひとつと言われている二酸化炭素。
その濃度が過去最高となり、非常に問題となる濃度だと
専門家が報告しています。
以下ニュースより引用です。
【引用はじめ】
最近10年間はその3倍にあたる年2.1ppmのペースで増えているのがわかります。
いかに急速に CO2 濃度が高くなっているかわかります。
梅雨入りして空気がムシムシしていますね。
もうすぐ田植えの時期です。
この雨にカエルが喜んでケロケロ鳴いていました。
さて、タイトルの二酸化炭素濃度のお話です。
地球温暖化の主な原因のひとつと言われている二酸化炭素。
その濃度が過去最高となり、非常に問題となる濃度だと
専門家が報告しています。
以下ニュースより引用です。
【引用はじめ】
米ハワイ島の観測所で、二酸化炭素(CO2)の平均濃度が
400 ppm (1000 ppm が 0.1%)を超えたのを受け、
国連気候変動枠組み条約事務局のフィゲレス事務局長は 13 日、
「我々は歴史的な境界を越え、新たな危険領域に入った」との声明を発表した。
声明では「世界は目を覚まし、これが人類の安全保障や福祉、
経済発展にどのような影響を及ぼすか気づかねばならない」と警告している。
米海洋大気局( NOAA )によると今月 9 日、
大気中の CO2 濃度が 1 日平均で初めて 400 ppm を超えた。
(2013年5月13日22時43分 読売新聞)
【引用おわり】
そしてこれはその観測所でプロットされた CO2 濃度のグラフです。
ハワイ島の標高3397メートル地点にある同観測所は、産業活動などの影響を受けにくく、
地球上でもっとも長期間CO2濃度を測定し続けています。
同観測所の観測当初は年に0.7ppmほどのCO2濃度上昇率でしたが、
いかに急速に CO2 濃度が高くなっているかわかります。
温暖化は気候変動が引き起こし、ひいては地球生物の生命さえ脅かします。
【新たな危険領域に入った】 今、私たちが取り組めることはなんでしょうか。
私たち福生研は、循環型社会の構築から地球環境の保全を考えています。
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